2016年6月30日木曜日

引き算の暮らし

帰国してから早1か月経過しようとしています。
あたりまえだけど、旅をしている時と、普段の生活では時間の流れのスピードがちがう。

時間てすべての人に同じではなく、ものすごく主観的、個人的。
一秒一瞬の過ぎ方て、ほんまに心次第でエライ違うんやなぁと実感しています。

そんな肉体的な時差ではなくて、感覚的な時差をなかなか落ち着かせることができず
あっという間に生活に追われてる自分が可笑しくて仕方ないです。

なにやっとーん!

とツッコミながらも、疲れてうたた寝してしまう。
ダラシない、といえばそうなんやけど
それだけ時差を体感してたということで、自分を納得させて
自然のリズムが返ってくるように意識して、過ごしてます。(意識して、てのがポイント苦笑。早くリズム戻そうという意識ね)

さてさて冒頭の。引き算のくらしというのはどういうことかというと‥

旅行から帰ってきた時、さてごはんつくりましょうか。と、冷蔵庫を空けたら何もない。
旅行前に冷蔵庫の中を空にして出かけてたからあたりまえなんだけど。
かろうじて、昨年作って寝かせてた味噌と、塩としょうゆと梅干しがあるだけ‥

うーん

で、とりあえず塩とお野菜だけで作れる重ね煮。
出汁はないけど、味噌汁。
梅干しとごはん。

日の丸弁当並みにシンプルなんやけど、これが美味しいのったら!!!

インドネシア料理も、スリランカもインドごはんも好きだけど
やっぱり日本人だわ!!!と感激してしまった。

で、あらためて気付いた。
たくさんの調味料も、たくさんの食材もいらんかも?と。
献立も、何品もおかずを作ることに時間費やしてたけど
美味しければ、品数がすくなくたって満足する。
あれやこれやと欲を出すから、たまにしか出番のない調味料やスパイスが増えるわけで。

そんな風に思うと、ごはん作るのが面倒ではなくなる。勿論片付けもラク。
あれも作ろう、これも食べたいかも、なんて足すのではなくて
あるもんで、なんとかしよかーと、引き算していけば、丁寧に作るし、食材も大事にする。

そんな出来事があったのがひとつと、、、

三ヶ月の南国の日差しに耐えかねて
お肌がボロボロ、何をぬってもヒリヒリ痛いし吹き出物が治らないし、赤みもひかないし‥
という肌状態に耐えかねて皮膚科にいったところ、ドクターに言われたのが
"何も塗らないこと"。

ぬるま湯洗顔して、化粧水もぬらない。クリームも塗らない。日焼け止めも塗らない。

!!!まじすか!!!
太陽好きやのにどうしたらよいの‥
という問いには、帽子と日傘で防ぎなさいとのこと。
で、しばらく何もつけない生活してたらあっという間に良くなって、
というより、むしろキメが細かくなって、ビックリしています。

焼けたくないから、日焼け止め。
潤わせたいから、化粧水。
保護したいからクリーム。
顔色良く整えたいからファンデーションとチーク。。etc

これ、ぜんぶ足し算でしょ?苦笑
でも、それが当たり前だしそうやって過ごしてきたんやから、そんな塗らないで外に出るなんて考えられなかったんやけど
身をもって体験しました。

引いたらいいということか!と苦笑。
なんと単純な私。

しかし、体験してるから自信もって言えます。何でも買ったらいいわけでもないし、工夫したり、アタマ使って、
そして単純にシンプルにしていけばよいんだと。

引き算し始めると、何が大切かが見えてくるんですね。
いろんなことがわかりやすくなる。
荷物の多い散乱した部屋と
広げるほどの荷物がない、ガランとした部屋とを想像してほしい。
ガランとした部屋のほうが掃除もしやすいし、混乱しようがないでしょう?苦笑

食べ物と、肌断食でそんなことを思った6月のおわり。
現実と元気に向き合っています苦笑
そんなひとり問答しながらね‥。

あしたから7月だ。

この先も何が引き算できるかな。

(ざ、こうべ。都会に帰ってきたなあ〜〜)



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