2016年1月26日火曜日

断捨離その③

ようやく、
よーやく

整理して着なくなった服を
ずっと訪れてみたかった古着屋さん
FREE HELP 長田店に持っていってきました。
NPO法人フリーヘルプ
http;//free help.jp


つめこむ、つめこむ。まだまだ着れそうな状態のいいのをえらびます。


新長田駅からほど近いアスタくにづか1番館南棟1階。おっ、ここね。



店内は所狭しと、でも整然と並べられた服や靴やかばんたち。


FREE HELPさんは、回収してくれた古着を販売し、その収益を寄付、或いは様々な支援、資源回収へと無駄なく届けてくれます。



チラシにも
"あなたのいらないモノ=誰かを助けるモノ"
と書かれているように、不要な衣類などを受け付けてくれるんです。
そしてそれは無駄にすることなく循環していく仕組み。
(ご興味ある方は、ぜひhp見てみてください)

さてさて、どうして、
よーやくかというと…
つい先日、母親がスーパーに行った時のこと。

ボロボロの衣類を纏い、匂いもあるような、そんな浮浪者の方がスーパーに入ってきたそう。
それはそれは、皆一斉に嫌な顔をして
そして逃げるように、あるいは噂したりして、出て行くように仕向けたらしい(もちろんスーパー側も)
母曰く、
まだ若い方で、ふらりと入ってきたけれど肩身が狭そうに、買い物をしたいけどできない、そんな雰囲気でたたずんでいたので、我慢できずに

「お兄ちゃん、これで何か買っておいで。服をもってきてあげようか?」

とわずかばかりのお金を渡して話しかけたそう。
そうするとその男性は涙をぽろぽろ流して、ただひたすらに頭を下げて感謝の言葉を言い続けたとか…

母はスーパーから帰宅するや否や
こんな人がいて、もう見兼ねてしまって、、服もあげたいと思ったけど、服を取りに帰ってきてスーパーに電話したらその人はもういないと。
母もまた涙をうかべていました。私ももらい泣きしてしまった。

世知辛い世の中だ

どんな理由があるにせよ、
私にはわからない事情があるのかもしれない
世捨て人、になりたくてなったわけではないかもしれない
もちろん自らの怠惰や行いが理由かもしれない。
それでも
生きる権利はあるわけで
どこかで何らかの形で、せめて見なりを整えることができたら
お金を稼ぐ方法に出会うかもしれない
買い物もできるかもしれない。 
もちろん、自活する努力やそんな人達が働ける環境に目を向ける取り組みも必要だけれど…

もしも、目の前にそんな人がいたら?もしも、自分の知り合いや家族だったら?

私は想像するしかできないけれど
何かやくに立つことがあるとすれば

行動すること。
ACTION.

それにつきるんだ。
何かを施す、ということでなくても、できることはるはず。

そうおもった出来事でした。 
そして、周りの目は関係なく行動できる母を改めて尊敬したのでした。

そんなこんな経緯で
色々調べ、様々な活動に資源を無駄にすることなく使ってくださるフリーヘルプさんに持ち込むことに。

スタッフさんもとても親切に対応してくれました。
それにもまた感心しまくりです。
だって、ひと月6トンもの衣類が送られてきたり、持ち込んだりされるそうで
それだけでも大変そうやんか!!!
て思うしスタッフさんがそれらの衣類を、ていねいに選別作業するそう。
加古川に本部があるので、そちらも一度見学に尋ねてみようとおもいます。

話があっちいったり、こっちいったりしてますが。。

ちいさなことから
身近なことから、コツコツと。
何か行動をすること
それは、誰かに繋がっているかもしれません。

断捨離、考えさせられる〜
侮れませんね
頭ん中も整理されていくようです。





















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